株式を買うにも売るにもタイミングが大事、そこで出てくる疑問といえば
- どのタイミングで売買するのが一番良いの?
- 高配当株って最終的にいつ売るべき?
- 株で損しない方法って無いですか?
このような事で悩んだりしていませんか?
今回はこの様な疑問にお答えしながら、一つのルールを決めて、株式投資に是非チャレンジしていただきたいと思います。
高配当株式はどのタイミングで売買したらいいのか?
買付するタイミングは権利落ち日がオススメ。
売却するタイミングは権利付き最終日前を目処にするのがオススメ
というのも配当金や株式優待を得るためには、権利付き最終日には株式を保有もしくは買付けをしなくてはなりません。
つまり高配当や優待を得たいという事は株を買う人が多い=株価が高くなる傾向になるという事です。
これが権利付き最終日まで起こりやすいのです。
権利付き最終日の翌営業日である権利落ち日は理論上株価は配当分値下がりします。
配当金は企業の資産を株式数だけ減らします。
資産が減るという事は株式価値を下げてしまうのです。
例えば1株500円の株が10円の配当を行うと、権利落ち日には490円スタートとなるのです。
権利付き最終日・権利落ち日とは
権利付き最終日はその日中は配当や優待の権利を得られる日。
権利落ち日とは権利付き最終日の翌営業日、配当・優待分だけ理論上株価は値下がりします。

さらに翌営業日、つまり権利付き最終日の2営業日後が権利確定日となります。
この権利確定日に株式保有している株主に対して配当や優待を行います。
株を売買して受け渡しに2営業日必要ですので、図表の通りですと5月27日に株を保有もしくは買付けすると5月31日時点での株式保有者として企業が把握する事となります。
極端に言えば5月27日の権利付き最終日に株を買付けして、権利落ち日の5月28日に売却しても配当や優待は貰えますが、株価の値下がりによって損する確率の方が高いのでやらない方がいいでしょう。
売買のタイミングは【頭と尻尾はくれてやれ】の精神が大事
【頭と尻尾はくれてやれ】というのは投資の格言です。
投資では最安値で買付けして最高値で売るのが理想的ですが無理ですよね。
できたとしてもどちらか一方だけです。
完璧に取引をする事は誰もできませんので、買い時も売り時も一番いいタイミングを狙いすぎた結果、買い時・売り時を逃してしまっているなんて事も。
どんな投資でも残念ながら損する可能性はゼロにできない
投資には損しないというやり方や、美味い話なんていうのは全く存在しません。
増やす為にはコツコツ投資金額を増やしたり、コツコツ利益を確定していくしか無いのです。
つまり博打の丁か半のように、投資は利益が出るか損してしまうかの二択しかないです。
結果として大きく利益が出れば嬉しいですが、負けると悔しいのは誰だって同じ。
ただその負けの悔しさを小さくする方法はあります。
売却するマイルールを決めよう。
利益か損失か全くわからない二択の博打よりも、利益や損失が自分で認識できていたら気持ちは楽になりませんか?
例えば1株500円の株を買付けたとして
10%下がった450円になれば損して売る。もしくは15%上がった575円になれば利益で売る。
というようなマイルールを決めましょう。
そうすれば負けても50円、勝てば75円と配当金が入る。
という考え方ができます。
全く底値が見えず、ズルズル値下げしていって売るにも売れない、塩漬けにするなんていうのは資産運用が全くできなくなってしまいます。
つまり、損でも決めた価格になれば必ず売る『負けたけど傷は浅い!問題無い!』と思えるようになれればベストです。
初心者はひと株投資で株価に慣れるもオススメ
普段は単元と呼ばれる100株毎にしか買付けできませんが、1株から株を買う時に便利なのがLINE証券です。

スマホをお持ちの方であれば必ずと言っていいほど利用されているLINEアプリ、このアプリ上で1株から株式購入ができます。
株式代金7%OFFのタイムセールや口座開設で3株程度の購入代金がもらえるキャンペーン等も開催しており、1万円以下はもちろん1株だけで500円だけでも株を購入できる、誰でも簡単に取引する事が可能です。
取扱いしている商品や株式に制限はありますが、大手の株については網羅しているので不便さを感じる事はないでしょう。
口座開設は簡単にできますし、0円・数百円からでも投資を始めたい方にうってつけですので、是非LINE証券を利用してみてください。
まとめ
権利付き最終日に買って、配当金の権利を得た後の権利落ち日に売るという手段は最悪です。
逆に権利付き最終日に売って、権利落ち日に買うのが良いタイミングと言えるでしょう。
もちろん他にも良いタイミングはありますが、買う時も売却するときもココと自分で決めたなら動く事。
くよくよ悩んでるとベストタイミングを逃してしまいます。
自分なりの売却ルールを決めて損失を限定するようにしましょう。
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