楽天を利用される方は間違いなく利用するべきである楽天証券です。
SPUが1倍UPされる点がとても魅力的ですが、それ以外にも手数料の安さや商品ラインナップの幅広さ等の魅力が沢山あります。
数あるネット証券の中でも今回はこの楽天証券についてまとめてみました。
もちろん無料開設できますし、とても良い証券会社ですので口座開設のきっかけになればと思います。
楽天証券とは
1999年3月設立の歴史のある会社ですが、楽天が既存の証券会社を買収して子会社化する事で今の楽天証券に商号を変更して今に至ります。
生活する上で必要な全てのサービスを楽天が提供できるような展開を続けているので楽天銀行や楽天保険等という金融業も楽天は展開しています。
そういう戦略もあり、幅広いサービスを展開しているのが楽天ですので各事業・サービスに問題があると思われる方もいらっしゃるかと思いますが、全くそんなことはありません。
実績・実力のある会社を買収して展開しているのでそれぞれのサービスは安心して利用する事ができます。
商号 | 楽天証券株式会社 Rakuten Securities, Inc. | |
取扱商品 | 国内株式 外国株式 (米・中・アセアン4か国) IPO 国内ETF REIT 投資信託 国内債券 外国債券 FX 先物・オプション CFD 金・銀・プラチナ | |
国内株式 手数料 | 【超割コース:1注文毎(税込)】 5万円まで:55円 10万円まで:99円 20万円まで:115円 50万円まで:275円 100万円まで:535円 150万円まで:640円 3000万円まで:1,013円 3000万円超:1,070円 | 【いちにち定額コース:1日の約定代金(税込)】 ※現物と信用を合わせた1日で計算 100万円まで:0円 200万円まで:2,200円 300万円まで:3,300円 以降100万円超毎:1,100円毎増加 |
条件達成で超割コース大口優遇制度あり | ||
ポイント | 楽天ポイントが貯まる・使える |
取り扱い商品はSBI証券等と変わらず多種の商品を扱っています。
更にアセアン4か国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)に投資ができる珍しい証券会社でもあります
楽天証券の強み
1.楽天経済圏の方には開設は欠かせない
楽天証券はSPU(スーパーポイントアップ)の対象になっています。取引を行った月に楽天市場でもらえるポイントが+1倍になります。
さらにこのSPU+1倍の対象にポイント投資も適用されるので、買い物で貯まったポイントを毎月自動的に積み立て投信に投資すれば、ある意味で自動的にSPU+1倍が適用されているようなものです。
※ポイント投資で国内株式、バイナリーオプションはSPU判定の対象外となるので超注意。
2.取引ソフト・アプリがとても使い勝手が良い
「マーケットスピード」というソフトがとても高評価なのです。
証券会社が使用するような情報が1画面にまとまっており、情報量の多さや使い勝手には定評があります。
元々は2000年から提供しているソフトなのですが、これが株式取引ツールの元祖といわれています。現在は「マーケットスピートⅡ」等の進化したソフトになっております。
スマホでは「iSPEED」という名前で提供されています、こちらはアプリ上で日本株はもちろん米国株式もいつでも取引ができるという利便性の高さも魅力の一つです。
最大手であるSBI証券のスマホアプリでは米国株式は買付できませんので、利便性では楽天証券が勝利していると言えるでしょう。
もちろんどちらも線を引いたり一目均衡表やボリンジャーバンド等のテクニカル分析ができます、なんせ株式取引ツールの元祖ともいわれたソフトですからね。
3.実は日経新聞の記事が無料で読める
地味すぎて把握されていない方が多いのですが、楽天証券の口座があればタダで読めるんです。
楽天証券は「日経テレコン」というサービスがあり、スマホ・パソコンでいつでも日経新聞の記事が読めるようになっております。
新聞・雑誌、企業情報、業界レポート、人物情報、海外情報
750を超える情報源をワンストップで検索・収集できるWebサービス
http://telecom.nikkei.co.jp/guide/ <日経テレコンホームページより>
日本経済新聞(朝刊・夕刊)だけでなく、日本産業新聞・日経MJ等も読む事が可能です。
ただしこの楽天証券版の日経テレコンでは過去3日間の新聞しか読めないという欠点はありますが、検索では過去1年分の記事を検索して閲覧する事が可能です。
毎月の新聞代の事を考えると無料口座開設するだけで日経新聞の記事が読める大変オトクなサービスなんです。
その料金で投資に回すことも可能ですよね。
4.手数料が安い
やはりネット証券、取扱手数料はかなり安いです
株式手数料は自分の投資のスタイルに合った手数料プランを選択する事が可能です。
投資信託や楽天ETF・REITでの取引手数料は0円の設定がされているので、投資の必要経費となる手数料を抑える事が簡単にできるのが楽天証券です。
手数料を抑える=利益を出しやすいという事になりますので、手数料が0円なのは嬉しいですね。
5.楽天の他のサービスと連携する事でお得に
楽天銀行は楽天証券と【マネーブリッジ】という連携をすれば、銀行の普通預金の金利優遇が発生しますし、【自動スィープ】で楽天銀行と楽天証券の間で自動的に入出金する事が出来るので振込等の手間を省く事が可能です。
他にも楽天カードで投信を買い付けできるので、買付分にカードのポイント分を上乗せ可能です。
ポイントに通じる事が多いですが、金利優遇や自動入出金は一度経験すると便利すぎて離れられません。
楽天証券の弱み
1.IPO件数は多くない
2020年は38社という少なくない社数を取り扱いしていますが、TOPとなるSBI証券で92社の取扱数があり、SMBC日興証券と比べても劣る社数となります。
徐々に増えてきている実績はありますが、IPOにはまだまだ弱いというのが実情です。
IPOを中心にしたい方にとっては第二の証券口座として利用する事をオススメいたします。
2.楽天でも対面の担当営業は付かない
担当営業がいない楽さもありますが、何かの時に相談できる相手がいないのも不安になります。
ただ対面営業員も結局は「オススメはしますが、あなたの責任で決断してください」というスタンスです。つまり投資は何でも自分で決断して行動しなくてはならないのです。
しかしこの楽天証券には日経テレコン等の情報収集ツールも多く存在しているので、対面営業員が居なくても問題が無いといえます。
楽天証券に向いているのはこんな方
- 初めての証券取引口座を作りたい方
- 楽天のサービスを利用する、楽天経済圏の方
- ※楽天カードで投信積立でポイント還元も
- 幅広い商品を選んで取引をしたい方
- 取引ツール・アプリを活用し、経済情報をまとめて得たい方
やはり楽天会員にはお得なサービスです
楽天会員だけでなく、口座開設するだけで使える日経テレコンの情報や取引ツールは大変優れておりますので口座開設するだけでもメリットを享受できる珍しい証券会社です。
まとめ:新聞・銀行や保険、カード等もお得にできる万能証券会社
楽天という巨大企業が提供しているだけあり、お得に利用できる仕組みが揃っています。
楽天ポイント投資はもちろん、日経新聞の記事が読めたり、楽天銀行と連携して金利優遇してもらう事ができたりとお得も沢山あるのが楽天証券のメリットといえます。
もちろん無料で使える取引ツールも万能かつ優秀なのが大変優れています。
デメリットの『IPO件数が少ない事』と『助けになる担当営業等がいない』の2点は損になるようなデメリットとは思えません。
IPO件数も徐々に増えていますし、担当営業がいないのはネット証券だと当たり前です。
そう考えるとデメリットといえる内容が全く無いと考えられます。
キャンペーンも多く開催しており、そのポイントで投資もできちゃいます!
貰ったポイントで投資・運用が出来たらコストゼロですね。
ぜひ皆さんも楽天証券の口座開設を行ってみてはいかがでしょうか!
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