【ニュースを読んでいますか?】投資に必要なたった1つの考え方を鍛える3ステップを紹介

考え方・レビュー

日々多くのニュース・情報が出てくるこの時代、投資や運用をされる皆さんは正しい情報を早く正確に得る為に色々なニュースを見たり読んだりしていると思います。

ただ、その投資を行う方にはニュースを見た時に必要な考え方というのがあります。

『このニュースは個別銘柄やトレンドにどう判断するのか』という考えです。

保有銘柄や狙っていた銘柄にとって良いニュースなのか、悪いニュースなのか判断をしなくてはなりません。

なぜ値上がりしたか? なぜ株価が急落しているのか? 等々……

今回はその「なぜ?」に対する判断や考え方について3ステップで鍛えられる方法をまとめました。

考え方さえしっかりすれば投資に対する不安も打ち消せますよ!

 

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ニュースに対する重要な考え方

先ほどの通りで『このニュースは個別銘柄やトレンドにどう判断するのか』という考えが重要です。

すぐに身につくものではありませんが、日々考える事で自然に判断する事ができます。

そのやり方を3ステップで紹介いたします。

1.それは良いニュースか悪いニュースか

これはある程度簡単だと思います。

直感的で結構です、良いニュースか悪いニュースかというだけですよ。

良いニュースの例

  • 「最高益」
  • 「販売している商品が大ブーム」
  • 「配当金の増加」

例になるようなものを選んでみました、このまま悪いニュースも例を出していきましょう 

悪いニュースの例

  • 「業績赤字に転落」
  • 「粉飾決済」
  • 「過去最大規模の大リコール」

まずは簡単に、ほぼ直感的でも結構です、良いか悪いかを判断してみましょう。

 

2.それは短期的か長期的か

このニュースは短期的な話なのか、長期的な話なのか。という点を考えてみましょう。

若干難しく感じるかもしれませんが、意味を理解してしっかり自分で判断すればOKです。

短期的の例

  • 「販売している商品が大ブーム」
  • 「業績赤字に転落」
  • 「最高益」

先ほどの【良いニュース】【悪いニュース】から選んで考えてみました。

 

長期的の一例

  • 「配当金の増加」
  • 「過去最大規模のリコール」
  • 「粉飾決済」

短期的と同じように選んでみました。

いかがでしょうか?意外だと思うような内容が見えてきたかもしれません。

イメージと言われるかもしれませんが、ここで大事なのは『自分はどう思ったか』です。

良いか悪いか、そしてそれは短期的か長期的かを一度判断しなければいけません。

投資は丁か半、上がるか下がるかしかないのです。

だから決断する力も必要だと思っています。

 

さっきの組み合わせから一部、抜き出して考えてみます

「販売している商品が大ブーム」

良いニュースで短期的と判断しました。

株価はすぐ上昇するだろうが、ブームは終わる、長続きしないだろう。

「配当金の増加」

良いニュースで長期的と判断しました。

株価は急上昇してその価格付近を維持し続けるのではないか。

「業績赤字に転落」

悪いニュースで短期的と判断しました。

株価は下落するが決算発表の内容を見るに先行きは良いようだ、今だけの下落だろう。

こういうような考え方ができるようになります。

そしてこういう内容がすぐに判断できれば、自分の判断基準が明確になってきます。

自分の基準が明確だと、勢いだけじゃない無理・無茶な投資を行わなくて済む。つまり損を軽減して利益を得たり、後悔をしなくなるでしょう。

 

3.一番重要な確認事項

ここまでで自分の考え等を決めてきたのですが、いざ市況を見ると逆になっていることがあると思います。

その理由はあなた以外の人々はどう思ったか』という点を考えていなかったからです。

先ほど取り上げた判断内容についてですが、私の勝手な判断です。

この記事を読んでいる方の中には「それは違うだろう」と思われた方もいらっしゃると思います。

判断が合っているのか間違っているのかどうかは市場を見なければわかりません。

自分の予測を決める事と値上がりと下がりの結果を見比べる、ただそれを繰り返すことでニュースや市況に対してどういった値動きをするのか正確に理解する力が付いてきます。

自分の予測と異なった結果だと把握できれば、値下がりに対して狼狽売りしたり、急騰銘柄に飛びついたりするような行動を取る確率は減らせる事が可能でしょう。

まずはこの「考える力」が付くように日々のニュースで練習してみてください。

自分の意見を決断する必要があるのはなぜなのか

自分の意見が無ければ人の意見に簡単に流されてしまい、あなたの希望する未来へ繋がらないからです。情報の海に漂うだけでは目標には届きません、どこに流れ着くかわからないからです。

誰もあなたを最後まで面倒見てくれる人はいないのです。

彼を知り己を知れば百戦して殆うからず

<孫子の兵法より>

多くのビジネスマンや経営層に影響を与えている有名な孫子の兵法から引用です。

現代でも使われる言葉は数多く、今回の場合は【投資先・投資対象】と【他の投資家がどう動くか】を知り、【自分の投資スタンスや考え方】を理解する事が大事と捉える事ができます。

負ける事だってありますが、まずは自分の考え(判断)とスタンスがしっかりしていれば大負けする事・後悔する事はないでしょう。

もちろん意固地になってしまうのはよくありません、【他の投資家がどう動くか】という相手をよく見て決断しなければなりません。

日々、失敗と経験を得てどんどん成長していきましょう!

 

まとめ

情報は多角的に取り入れる。

1社だけの情報だと偏ってしまう事があります。

多くの発信者からの同じニュースを見る事で良いニュースか悪いニュースかというような判断をしやすくなります。

自分の投資スタンス・判断を尊重しながら第三者はどう動くか考える。

まずはどういった動きになるのかという相場観を鍛えましょう。

己の判断を優先する事も必要ですが、違っていても「これは想定内」と思えるくらいには鍛えられるとベストでしょう。

オススメする手法としては決めた株式銘柄等を1か月程度追いかけるという手法です。

あっという間に知識と判断力が付きますよ!

ニュースによって起こる値動きを読み、不安のない投資ライフに繋がりますように!

SBI証券

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