【安定的な高配当株】安心できる高配当株はメガバンク3行?株価も配当も安心できるか調べてみた

株式

最近は国内の高配当株式に注目が集まっているような気がしています。

昔からよく聞く銘柄としては「JT(2914)」や「オリックス(8591)」が有名だと思われます。

しかし「JT」は先日上場来初の「減配」を発表、株価を1日で10%近く下落してしまいました。

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そもそも高配当株はどちらかというと「成長性が見込めないので株価が下落している、だから高配当化してしまっている」という銘柄が多く、2021年2月現在ではコロナの影響を非常に受けてしまって売り上げが減少した事で株価が下落したままの銘柄も多数あります。

その場合は配当性向が急激に上昇してしまうので配当を維持するのが難しくなってしまうのです。

配当性向とは

会社が得た利益をどのくらい株主に還元しているかを表す指標

数値が高い程還元が多いが、利益や資金を配当に充ててしまい手元に資金が残らない事も。

もちろん株主に還元する事を優先している企業もいらっしゃるのですが、

単純に『高配当だから銀行の預金や定期より利回りが良い、買うべきだ』と煽るような文章を見かけますが、利回りだけでなく業績の成長性や安定性をしっかり見極めてから買付けするべきだと思っております。

その中で初心者が安心して投資ができ、配当も期待できる銘柄としてメガバンクの3行を紹介したいと思います。

  

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三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)

指標

配当利回り 約5.30%

最低投資金額 55,800円

1株当たりの配当金 25円

(予想)EPS(1株当たりの純利益) 46.70円

(予想)配当性向 53.53%

PER 11.95倍

※予想は2月末時点で発表されている21年3月予想から

現時点の情報はコチラ

約10年のチャートを確認

リーマンショック後に一番低い所で300円近くまで下落していますが、アベノミクス後からは400円~700円を推移しており、長期で見た場合はちょうど中間地点といえます。

株主還元の基本方針

2023年度までに配当性向40%への引き上げをめざすという宣言をしております。

現状の予想では13%程上回っていますが、自己株式取得等で調整を行い、安定的に配当を行うと宣言しておりますので配当を安定的に得たい株主にとっては安心する事ができますね。

株主還元方針|三菱UFJフィナンシャル・グループ
三菱UFJフィナンシャル・グループの財務情報、株式・債券情報、各種IR資料のページです。

見通し

コロナ禍で厳しい状況ではありますが人員や店舗の見直しを図り-17年度対比で、▲6,000名の人員減少(自然減)、▲40%の店舗削減を見込んでいるようです。

20年度の通期業績目標は、期初設定の5,500億円から6,000億円に上方修正と発表しています。

コスト削減を継続し業績目標も上方修正、海外にも進出をしており国内銀行第一位の座を見せつけております。不安とは全く言わせない盤石な体制を感じますね。

 

三井住友フィナンシャルグループ(8316)

指標

配当利回り 約5.10%

最低投資金額 374,200円

1株当たりの配当金 190円

(予想)EPS(1株当たりの純利益) 291.9円

(予想)配当性向 65.09%

PER  12.82倍

※予想は2月末時点で発表されている21年3月予想から

現時点の情報はコチラ

約10年のチャートを確認

リーマンショック後に2,000円近くまで下落していますが、アベノミクス後からは2,500円~5,000円を推移しており、長期で見た場合はちょうど中間地点といえます。

株主還元の基本方針

2023年度までに配当性向40%への引き上げをめざすという宣言をしております。

株主還元方針・配当情報: 三井住友フィナンシャルグループ
株式会社三井住友フィナンシャルグループサイトの配当情報ページです。

三菱UFJと同じく安定して配当と成長を目指す姿勢が記載されております。

今回の自己株取得はCOVID-19影響や、トップライン増強に向けた資本活用の為、見送るそうですので40%を超えたままになる見込みです。

過去は30%台を推移しており、無理のない配当を続けてきているという印象が強いです。

見通し

健全性確保、株主還元強化、成長投資をバランスよく実現するようです。

新型コロナの影響でコスト削減等、出来る事に取り組んでおり、11月発表の中間報告では親会社株主純利益は20年目標の4,000億を既に8%上回っておりますので、安定して利益を残せる仕組みを作り続けられる企業であると認識できます。

 

みずほフィナンシャルグループ(8411)

指標

配当利回り 約4.81%

最低投資金額 155,900円

1株当たりの配当金 75円

(予想)EPS(1株当たりの純利益) 138.0円

(予想)配当性向 54.34%

PER11.29倍

現時点の情報はコチラ(https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8316.T)

約10年のチャートを確認

リーマンショック後に1,100円近くまで下落していますが、アベノミクス後からは1,500円~2,000円を推移しており、現在の株価を見るとまだ安値圏といえます。

みずほFG:資本政策・株主還元方針・配当情報
みずほフィナンシャルグループの資本政策、株主還元方針、配当情報を掲載しています。

株主還元の基本方針

2019年度から、「当面は現状の配当水準を維持しつつ、資本基盤の一層の強化を進め早期の株主還元拡充を目指す」という記載がありますが明確な目標数値がありません。

この点では三菱UFJ・三井住友と比べると不親切のように思えてしまいます。

見通し

他2行と同じようにコスト削減等通じて利益を残せるようにしていますが、成長性という点で見劣りします。

明確な戦略が見えない事から株価も伸び悩み続けているのではないでしょうか?

逆に安定しているといえますが、こういう株式は一度値下がりしてしまうと株価が戻るのにかなり時間がかかるのが特徴なので、オススメしづらいです。

 

つまり三菱UFJ銀行か三井住友はオススメできる

三菱UFJと三井住友は明確な配当性向の目標数値を掲げており、成長性からみても安定した配当を得る事が出来ると思われます。

みずほは明確な目標数値が見えず成長性も乏しく感じてしまいますが株価はとても安価で変動が少ない。

つまりメガバンク3行では三菱UFJか三井住友が長期で安心して高配当を狙える銘柄といえます。

メガバンクに定期預金するくらいならその銀行の株式を保有する方がよっぽど利益に近づくと思っていますが、株式は値上がりも値下がりもするもの、安定的に配当が入るからと言って安心しきるのは禁物です。

 

『将来が不安で貯金を増やしたい』

一時期、世間を賑わせた老後2,000万円問題のニュースや色々な環境の変化等を感じて、

貯蓄を増やしたいという方も多くなっているように感じます。

その為には株式や投資信託等を保有する資産運用が必要となってきます。

ですが、決して100万円からというような多額の金額を必要とするわけではありません。

上記の紹介した高配当株も数万円から買えるものもありますし、積み立て投信なら月数百円からの投資が可能です。

資産運用に取り組む日が早ければ早いほど、利益を積み立て雪だるま式で資産を一気に増やす事が可能です。

株式・投資信託を積み立てて運用するためには証券会社で口座を開設しなければなりません。

数ある中でもオススメは楽天証券です!

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